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2016年1月 9日 (土)

「深見東州のぜんぶ私の歌、ぜんぶ私の話」2016年1月8日前半

「深見東州のぜんぶ私の歌、ぜんぶ私の話」
ラジオNIKKEI第1 毎週金曜日 23:30~24:00
提供:たちばな出版 みすず学苑
事業家、教育者、芸術家など多彩な顔を持つ深見東州氏が物事の森羅万象を語る新時代の“ラジオエッセイ”です。


2016年1月8日前半放送分、今回のテーマは「勝負」。前半部分を書き取りました。


今回のテーマは「勝負」です。スポーツ、ギャンブル、人生すべてが勝負って、1月8日はですね、一か八かの日。だれが決めたのかわからないんですけど、よくこういわれている。こんなことを放送作家の東海林さんがいっています。

障子を開けながらこっそり見ているかと思いきや、デカい声で笑っていますね。まあこの方は、さだまさしさん、ご結婚なさいまして、お嬢さんが、おやじの一番長い時を越えて、実際は歌ではなく笑っていたんじゃないかと思うんですけどね。

セイヤングという、りっしんべんに生まれるというセイでななく、言いなさいというセイね。私の場合は聖ヤング、聖なる若さをもちたいと思って、まあそういうことですけどね。

今日のトークはですね、受験生にとっては試験が勝負だと。私も受験生たくさん預かっております。38年間予備校の校長をしておりまして、この頃になりますと、センター試験が、ハラハラドキドキするのを肌で感じながら、私もハラハラしております。

そういうことで、ゆっくりと受験生の話を通して、みなさんにも、この勝負を考えていきたい。今日という日が終るまでおつき合いくださいませ。


受験生にとっては、試験もまた勝負ですね。一生が決まるんじゃないかと思って、みな受験生は真剣勝負でこの時期をむかえます。

センター試験が1月16日ですのでね、16、17、二日間ですので、私も受験生を38年間校長をして、もう何万人という卒業生がいますけどね。

1月のこの頃になってくると、受験生のハラハラドキドキ緊張するのが伝わってきますよ、そういう時期です。

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ペンネーム:ベリーさん
女性、10代、学生。

こんばんは、受験生にとって最後の最後、きついときです。
ところで、私、緊張すると何度もおトイレに行きたくなったり、お腹が痛くなったりします。
これからの試験本番で、緊張しちゃって、お腹が痛くなったり、トイレに行きたくなったりしないか、そんなことが心配なんです。
緊張しない方法があったら教えてください。
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緊張しない方法っていうのは、三つあるんですね。
一つは、何も考えない。ヴァイオリニストの千住真理子なんていますね。あの人が、本番前に緊張する、ドキドキハラハラすると。いろんなことを試みたんだけど、やっぱり緊張すると。

最終的に、本番前に緊張しない方法っていうのを彼女なりに編み出したのが、それが考えない努力だったんです。

考えると、失敗しちゃいけんな、とか、ミスしたらいけないとか、前に間違えたところ大丈夫だとか、リズムとテンポ間違えないようにとか、体が温かくなっちゃったとか、いろいろ考えるんで。

考えれば考えるほどその念でですね、緊張してくるんですよ。何も考えない時っていうのは、緊張する根拠がないんですね。

だから、千住真理子さんヴァイオリンのコンサートの本番前は、何も考えない、何も考えない、何も考えない、ずうっと何も考えない、という無念無想になっていくと。ぎりぎりまで。

そして、いよいよ始まったら、「よし」ということで、練習した通りのものがでてくる。

念が出てくる、思いが出てくる。考えると緊張しちゃうんです。考えない、念が出ない、思いが出ない、という努力をすると、スーっと緊張感から解放されて。それからいつもヴァイオリンの本番はベストがだせるようになったと。それが彼女が編み出したもの。

僕もそうなんですよ。僕も全然何も考えない努力しています。そしたら、思いどおりに本番はリラックスできます。

もう一つ、緊張しないのは何かといいますとですね。緊張をほぐすというツボがあるんですよ。ツボがね。

それが、手のひらのど真ん中。手のひらのど真ん中というのはね、気持ちを鎮静化させて、緊張した自分をスーっと気持ちを落ち着かせるというツボなんです。左右にあります。
だから、右の中指で左の手のひらの真ん中、左の中指で右の手のひらの真ん中を、両方グーっと押してですね、肘に力を入れて、肘に意識を置くと、手先がリラックスするんです。指先ごとグーっと力が入りますから。

肘に意識を置いて、中指の先っぽが手のひらのど真ん中にいくようにして、息をフーっと吐いて、スーっとへその前ぐらいに、こういくとですね、それが沈静させていくという。
緊張をほぐして、リラックスして、落ち着きが出てくるというツボなんですね。

三つ目は何かというと、徹底的に緊張するということ。緊張を愛する、このテンションがいいんだ。

能楽師の私の先生で、渡邊他賀男さんという人がいて、今、名前変えて渡邊荀之助さんというんですけど、宝生流の。

オペラも緊張しますし、歌も緊張しますけど、お能の本番っていうのはその三倍緊張しますよ。なぜかというと、能面かぶってね。能面という言い方したり、これを面(おもて)という。裏返しても面(おもて)っていうんですけどね。

能面をつけますと視界が20%ぐらいしかなくなる。そういうふうに遮断されたなかでですね。歌は歌うだけでいいんですけども、これは、謡を謡いながらお囃子に合わせて、踊らなきゃいかん。ピタっというテンポに、踊りながら謡いながら、しかも視界が二割ですから。

20%しか目が見えなくって、あそこに真ん中に柱があるのは、目付柱といって、あの柱がないと端っこがわからないので、落ちてしまうんですね。それが、わかるぐらいでですね。距離もよくわかりませんから、三歩歩いて、四歩歩いて、という歩測でだいたい距離を詰めていくわけですよ。

二割しか目見えなくて、謡うときに謡ながら、しかも面をかぶっていますので、声がこもりますけど、右足、左足と踊りながら、そして囃子の・・・のところに拍子をポンポンとポンというかたちで、ピタリ拍子を合わすようにですね、踊りながら、拍子をドンと合わせなきゃいけない。

ですから、謡うのと踊るのとピタっとタイミング合わせながら、しかも8kgから10kgの重さがあります、能装束は。

それを、グワーっと本番でやるという緊張感はね、オペラで歌うときいう三倍ですよ。その時に緊張しすぎて間違えるというのでは。いや、まだ緊張が足りないから間違えたんだと。

例えば、咳がゴホンゴホン出てもですよ、緊張してグーっとなると、交感神経が動いて脳に血がまわりますよね。リラックスすると副交感神経が動いて内臓に血流がいって、急にお腹がすくと。

緊張しているときは、脳に血がいく交感神経が動くんで、あまりお腹はすかないし、おトイレにも行きたいと思わない。終って、終ったーと思うと、交感神経が副交感神経に交換されましてね、内臓に血流がいくから、急にお腹がすく、急におトイレに行きたくなるんですよ。それは内臓が動くからですね。

そういうことで、実は緊張したときは、咳が出ても、ピタっと止まるんですよ。風邪ひいててゴホホッと咳出て、大丈夫なのかというときでも、能面かぶってねグワーといくとね、緊張すると気道が開いて咳が止まるんですよ。

もっと徹底的に緊張して、グワーとなってきたら、非常に冷静になってきて全部見えるんですね。いわばそれがゾーンに入った状態といいますけど。

能楽師というのは、まだ緊張が足りなかったからね、間違えたんだと。だから、中途半端に緊張するから、この人はお腹痛くなったり、トイレ行きたくなるんで。

中途半端に緊張するからおトイレに行きたくなってこうなんだと、自分に言い聞かせてですね、緊張感を楽しむ。テンションが上がるからいいんです。

例えばオペラにしましても、演劇にしましてもね、何回も何回もあるような公演っていうのね、公演が二週間続くとか、三週間続くとか、一か月公演ってあるでしょう。

三日あるようなオペラの公演でも、やっぱり、専門家とか、評論家とか、ツウは初日に行くんです。

初日っていうのは、アラもあるんだけど一番、全ての主役も、脇役も、オーケストラも、照明も、PAも、全部が緊張しているんですね。

その緊張感がある中で歌ったのが、やっぱり一番初日がいいといわれているんです。二日目になったら、だいたいこんなもんだと思いリラックスしますから。二日目はなんとなくテンション下がる。

だから、僕なんかも演劇にしても、オペラにしましてもね、二日公演あるときは、初日がいつも一番いいです。初日の緊張感というのが一番いいものができるというふうにいわれているんで。

だから、緊張するっていうことは素晴らしいことなんですよ。初日の緊張、試験の緊張、グワーっていうときに集中力の極致がくるんで。

この人は、緊張するのがよくないことだと思っているんですけれども、中途半端な緊張だからこのように、お腹が痛くなったり、いろいろ考えたりするんです。

本当の意味で、ガーっと緊張したときには、交感神経がフルに動くと血流が全部脳にグワっといっているんで、ゾーンに入っていくぐらいに、緊張とテンション上げるとですね、逆にスーっと落ち着いてきてですね、忘れた記憶も戻ってくると。

これが、場慣れしたり、本番をいくつも経験したりする人。ゴルファーなんかでも、練習はいいんだけども、実際の試合となったら全然ダメっていう人が多いんです。

逆に、本番でやってきた緊張と上手におつき合いする人は、本番になったらものすごい力を発揮する。ここ一番、勝負の時になったら、普段よりも何倍もパワーが出ると。

本番に強い人間、本番男優って昔ありましたけどね、それは全然関係ないですよ(笑)。
そういうことで、緊張が中途半端だからだ。緊張は素晴らしいことなんだ。このテンションを楽しむ。ゾーンに入って、交感神経がみなぎるとね、忘れた記憶も蘇ってくるものなんだというふうに、自分に言って聞かせるんですよ。

緊張と上手におつき合いする人間っていうのは、そういうテンションがあることの方が自分は調子がいいと。

そして、本番に強い人間。ゴルフにしてみても、オペラにしてみても、本番のときがリラックスできるというのは、適度な緊張がないとダメなんですよ。

そういうもんなんだということを、自分で言って聞かせるとですね、緊張が楽しみになる。

そのためには、何が大事かというと、場数を踏むことなんです。場数というものを踏むと、この緊張感があったときのほうがいいなと。

初めての試験とかいうのは緊張するでしょう。結婚式も、初めての結婚式は緊張する。二回目、三回目、四回目となってきたときには、リラックスしすぎて、かえって初々しさがないから、三回目のは恥ずかしくて友人呼ばないですね。

二回目は落ち着くかもしれないけど、落ち着いた結婚式の二回目、三回目でいいんだろうかですよ。ハラハラドキドキする緊張感が、いい結婚式だったね、あの初々しさが。

だから試験も、初めの試験は緊張するかもしれないけど、二回目はそのテンションを楽しむ。場数を踏んでいくとその緊張を友とし、その緊張をバネにして、普段よりも一層能力が発揮できるんだと。

受験生にいいたいことは、一校受験するというのは、非常に当たり外れがある。人によってはその時にベストをだせる人がいるんだけど、だいだい興奮しちゃって、頭真っ白になる人が多いので、二つ、三つ、四つ、五つ受けていくとですね、本当に場慣れしてきます。

そうすると、緊張を友にして、緊張をバネにして、かえって調子よくいくというようになりますので、受験生は一校だけ受験するのはやめて、なるべくたくさん受けたほうがいいですね。

まあ、試験料もかかりますけども、そう一年間に毎回やるわけじゃないから、親にもお願いしてですね、緊張感を乗り越えるために、場数を踏むためにたくさん受けたいと。




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